おはようございます。
昨日は講座DAY
生前整理アドバイザー2級認定講座と防災共育管理士安全環境アドバイザー講座でした。
生前整理と防災
全く違う講座で共通して受講生様から出てきた言葉は?
命を守る・想いをつなぐ
生前整理と防災の知識で安心・安全な未来を叶える
馬野邦枝(うまのくにえ)です。
保有資格
- 防災共育管理士協会認定講師
- 防災士
- 生前整理アドバイザー上級認定指導員
- 生前整理ベストショットアルバム認定指導員
- 生前整理診断士
- 整理収納アドバイザー
- 方眼ノートトレーナー
親の家が物でいっぱいです
50代の男性の方、生前整理が気になると受講してくださいました。
とっても熱心にノートを取りながら、ワークもびっしり書いていただきました。
講座が終わってからの雑談の中で、「親が物を捨てれないうえに、増やしてしまって広かったはずの家がだんだん狭くなってきて・・・」と
実家あるあるですね。
夜は防災の講座でやはり「親がなんでも取っておいて、捨てなくて困っています」と
徐々に物が増えていくと、増えた感覚が鈍っています。
物がなかった部屋を思い出せなくなっていて、物が多いのが普通の景色になってしまっているのですね。
そして、80代は戦争の物のない時代に子どもだったので、親から「物を大切にしなさい。もったいない。」を言われて育った年代です。
年代によって物の持ち方は変わる
80代は物を持っていることに価値観を置いています。
たくさん持っていることが豊かだと育ってきた年代です。
なので「使えるもの、壊れていないものを捨てるのはもってのほか。今は使わなくてもいつか使う。まだ使える」と物をため込んでしまいます。
たとえ、いつかが来なくても、持っていることが安心なんです。
60代~70代は親を見てきているので、物があることが豊かだという価値観に疑問を持っています。
でも、もったいない精神は受け継がれていて、なかなか物を手放すことができません。
気づいて、片づけを学んだ人は手放すことが悪ではないと分かって、スッキリした生活を目指して生前整理や片付けを始めます。
30代~50代は気に入ったものだけを持つ、必要なものだけを持つといった自分に軸を持っています。
人が持っているから自分も・・・・という考えより自分がどう思うか?と考えて物を持ちます。
持ち方が変われば買い方も変わる
自分に必要かどうか?自分が気に入るかどうか?と自分に軸があると、高くても必要だと思えば買います。
でも、気に入ったものではない、必要ないと思ったものはいくら安くてもお買い得であっても買うことはしません。
今の若い人たちは、こだわりを持って物を買っています。
ところが、物がたくさん所有することに価値を置いている場合、安いから買っておこう、2つ買ったほうが割引があるからお得に買っておこう!と必要がなくてもお得感に誘われて物を買ってしまいます。
そして、いつか使うから・・・というもっともらしい言い訳を口にします。
その結果、家中が物にあふれて、あふれたものを収納するために収納用品を買い、収納する場所ができたとまた物を買うというサイクルに陥ってしまいます。
本当に必要なものは?
生活するうえで、人はそんなにたくさんの物は必要ではないです。
どの家でもびっくりするほどたくさんあるのが洋服類。
昨日の受講生様も「親がいいカシミヤのセーターを持っていても、これはイイものだから、何かある時に着るので大事に保管している、そして普段は毛玉のついたセーターを着ている」と苦笑していました。
わかります!
そう、「いいものだから取っておく、高かったものは外出着。普段着はみんな見ていないから、古いものでももったいないから、古いものから着る」
どうですか?
年齢が上がるほど、着心地のいいもの、軽くて暖かいもの、薄くて涼しいものを着て少しでも快適に過ごすほうが本当はいいと思うのに。
そうして、いいものも古びたものも混在して、家中が物であふれてしまっています。
「怪我をしないように、心配だから」
そんな親世代に片づけに気を向けてもらうには、「地震が起きたりしたときに危ないから、ケガをするのが心配だから」と声掛けをしてみてください。
自分のことを心配してくれている、と思うと少しは耳を傾けてくれます。
そうして、1か所でもスッキリすると、物が多いのに気づいてくれます。
ただし、そこまでには気長に、こちらの忍耐力が必要ですが・・・
またリクエスト開催いたします。
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