片付けから始める 生前整理と防災で
人生の最期をドヤ顔で終える
自分の楽しい、心地よい暮らしを実現する
馬野邦枝（うまのくにえ）です。
片づけが得意と思っていた私が頭を打って、プロに学んで
整理収納アドバイザー資格を取っていよいよ、片づけが本格化しましたが、
ここでまた、新たな問題に気づきました。
今日はそんなお話です。
今ある物って、私にもしものことがあったらどうなる？
さてさて、家の物が減り始め、スッキリ感が出てきたところでしたが、
でも、雑誌に出てくるような何もない部屋にはなりません。
精一杯手放したけれど、まだまだ多くの物がありました。
部屋を見回したとき、ふと、
万が一自分に何かあったらこの荷物はどうなるのだろう？
うちは男の子3人です。
私にもしものことがあれば、息子ではなく、お嫁ちゃんに迷惑をかけてしまう・・・・
実はこの時、義母から（一軒家で一人暮らし、その年代の特徴である
ものがあるのが幸せ！と思っている世代、
もちろん１階も2階もすべての部屋が荷物でいっぱい）
「この家にあるのは、すべていらないから私にもしものことがあったら、
邦枝さんお願いね」と言われていました。
ン？
全部いらない物？
今捨てていいんじゃネ？
すぐ近くに娘もいるよね？
息子である旦那さんじゃなく私が？
一気にいろいろなことが頭の中をぐるぐる、
何も言えなかったです💦
そんなことがあり、また、整理収納アドバイザーの講座で
家を片づけるのに最高金額５００万円かかった！
という話を聞いた直後でもあり、万が一の時の荷物の行方が気になりだしました。
余談ですが、友人の義母、全く物を捨てられない人だそうです。
整理収納アドバイザーの資格を持っている彼女、捨てるのにお金がかかるから、
一緒に片づけをしましょう。手伝いますからと声をかけました。
その返事は、「物は捨てられないわ、いくらくらいかかるの？」
３００万円位というと、じゃあ、そのお金は残しておくからよろしくね。
そんなに捨てたくないなら、そのままでいるのも仕方ないだろうと、
ただし、しっかり家の処分代にお金を遺しておいてくださいね。
で話が終わったと・・
生前整理との出会い
話を戻して、片づけでプロに聞くのが一番の近道だと思った私は、
その当時流行っていた終活について検索を始めました。
当時私は５０歳半ば、
終活というのは言葉で引っ掛かりました。
若すぎるでしょ、まだまだ生きるし・・・、
終わりじゃないし、
なんだか寂しさがあるよな
毎日ネットで探しましたが、どれもしっくりきませんでした。
諦めかけたころ、『生前整理』という文字を見つけました。
終活ではない？どこが違うのだろう？
慌てて協会のHPへ飛びました。
悔いのない人生はない。でも悔いの少ない人生は送ることができる
HPに書かれていた一文を見た時、これだ！と何か感じるものがありました。
慌てて申し込みをしたのが、私のそれからの人生を変える大きな分岐点でした。
自分の人生を振り返る
実際に受講したところ、思っていたものと全く違っていました。
自分の荷物を、全部きれいに片づける魔法の方法を
教えてもらえると思っていたところ、
片づけの話はもちろんありましたが、
今までの自分の人生を振り返るワークがありました。
自分の名前の由来から、現在までの好きなことを書き出したり、
夢中になっていたことを書き出したり、
家族とのエピソードを書き出すワークもありました。
今まで自分の人生を振り返ったことってありませんでした。
振り返るって何？ 覚えていないし・・・
ほとんどワークは書けませんでした。
そして自分の人生を振り返った後は、
５年後の未来について考えるワークです。
５年後の未来？
これについても考えたことがありませんでした。
今までの生活が毎日続く、平穏で無事に続いていればいいんじゃない？
その他に何をしたいか？
イヤイヤ、週に何日かパートに行ってお小遣いがあって、
時々友だちとランチに行っておしゃべりをする。
セールで気に入った服や雑貨を買って、
まあ、そこそこの生活ができる。
それのどこがいけないの？（いけなくはないですよ！）
そんな未来のことなんて、
普通の主婦には考えなくても生きていけるでしょ。
くらいに思っていました。
生前整理の講師になる
でも、講師の先生と話をしていて
先生の友人が若くして亡くなったこと、
それがきっかけで生前整理の講師になられたとのこと。
実は私は父が48歳、私が19歳の時に病気で亡くしています。
私が大学生、弟が高校生。
いろいろ考えたと思います。
そして母もまだ未成年の子ども2人を遺されて、
大変だっただろうと・・・
そんなことを思い出し、万が一はいつ来るかわからない、
そのためにも、毎日を精一杯生きて、自分の身の回りの整理は必要！
と思い至り、私も生前整理を伝えたい！と思いだしました。
５時間の講座が終わるころには、５年後私は生前整理の講師になる と決めていました。
人の助けになることをしたいとか、生前整理が素晴らしいから世に広めたい、
という強い意志はありませんでした。
ただ、自分の人生を振り返ることで未来を考え、
自分のやりたいことを見つけてやっていく。
人生の終わりに、あれもしたかった、これもすればよかったと後悔をしたくない。
協会が言うところの
「後悔のない人生はないけれど、後悔の少ない人生は送ることができる」
これを自分の人生でこれからやってみたい！と思ったのでした。
そこですぐに進級することを決め、４カ月後には生前整理アドバイザー指導員になりました。
整理収納から始まった私の学びはここで仕事をするという、自分の夢を持つことになったのです。
続きはこちら 【私が進化したきっかけは○○ノートの世界でした】
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保有資格
◆防災
- 防災共育管理士協会認定講師
- 防災士
◆生前整理
- 生前整理アドバイザー上級認定指導員
- 生前整理ベストショットアルバム認定指導員
- 生前整理診断士
◆片付け・掃除
- 整理収納アドバイザー
- 片づけ収納マイスター認定講師
- 清掃マイスター認定講師
◆思考の整理
- 方眼ノートトレーナー
- 10min FOCUS Mappingインストラクター
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