「じゃあ一人で行けばいいんじゃない?」から始まった、38歳の人生設計
片づけ・生前整理・防災で、これからの人生と暮らしを整える。
自分らしく生き、家族と支え合う暮らしを応援しています。
「人生最期はドヤ顔で!」を実践中の、
ライフサポートコンサルタント 馬野邦枝です。
「なんとなく気になっていて、ちゃんと学びたかった」
先日の生前整理アドバイザー認定講座に、
38歳の受講生さんが参加してくださいました。
伊賀上野から新大阪まで。
「なんとなく気になっていて、
きちんと学びたいと思っていたんです」と。

しかもこの講座、
勤務先の社長さんが見つけてくださり、
研修として参加させてもらったそうです。
それだけでも、
すごく恵まれた環境ですよね。
「痩せたら着よう」と思っている洋服
講座の中で、
こんな話になりました。
昔の洋服、
「痩せたら着よう」と思って取ってあるんです。
よく聞く言葉です。
そこで私は、
少し笑いながらこんな話をしました。
「実は私も同じだったんです。
でもね、痩せたときに思ったんですよ。
痩せたら、
昔のデザインじゃなくて
“今のデザイン”を着たくなるなって」
実際に私が、
そう感じてたくさんの洋服を手放し、
ハンガーを100本近く手放した話をしました。
(面倒くさくて
途中から数えるのをやめたほど(笑))

すると彼女は、
「なるほど……!」
と、
ものすごく納得した表情に。
「それなら、
片づけられそうです!」
この一言が、
とても印象的でした。
生前整理は「捨てる」ためのものじゃない
生前整理って、
「捨てる」「減らす」ためのものじゃない。
自分の“今”を
ちゃんと認める作業なんだな、と
改めて思います。
話題は、未来の話へ
そして話題は、
自然と未来の話へ。
「やりたいことは?」という問いに、
彼女が教えてくれたのは、
湯布院の温泉でした。

「また行きたいんです」
家族で?と聞くと、
「子どもと4人で行くと、
お金かかりますよね。
それに、
言ってるうちに大きくなったら
一緒に行ってくれなくなりそう…」
そこで、
何気なくこう聞いてみました。
「じゃあ、
一人で行けばいいんじゃない?」
一瞬、
間が空いて。

「……あっ。そっか。
一人なら
費用も4分の1ですね」
しばらく考えてから、
彼女はこう言いました。
「じゃあ、
子どもを置いて行けるようになる
3年後に行きます」
「誰と、いつ行く?」が未来を動かす
誰と行く?
いつ行く?
その問いを
具体的にした瞬間、
彼女の表情が
パッと明るくなりました。
「この質問を
してもらわなかったら、
たぶん
“いつか行きたい”のままで
終わってたと思います。
でも今は、
絶対できるって思えます」
満面の笑みでした。
物の整理から、人生の整理へ
講座の最後に、
彼女はこう話してくれました。
「この講座、
もっと学びたいです。
将来、
講師の資格を取るのも
いいかもって思いました」
そして、ひと言。
「先生、
キラキラしてる。」
……なんとうれしい💛
(おしりがこそばいです💦)
生前整理の本当の価値
物を片づける講座だと思って
来たはずなのに、
気づけば
「これからの人生、
どう生きたいか」を
考え始めている。
これこそが、
生前整理の本当の価値だと思います。

生前整理は、
人生の終わりのためだけの
ものではありません。
これからの人生を、
自分で選んで生きるための整理。
38歳の彼女の笑顔が、
それを何より
教えてくれました。
生前整理アドバイザー認定講座では、
片づけを入り口に、
「これからどう生きたいか」を
自分の言葉で整理していきます。
ご興味のある方は、講座案内をご覧ください。
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今日もご訪問くださりありがとうございました。














