片づけ・生前整理・防災で、これからの人生と暮らしを整える。
自分らしく生き、家族と支え合う暮らしを応援しています。
「人生最期はドヤ顔で!」を実践中の、
ライフサポートコンサルタント 馬野邦枝です。
先日、シルバー人材センターで
「身体とお財布にやさしい防災食」
というテーマでセミナーを開催しました。
30名の方にご参加いただき、たくさんの気づきや感想をいただきました。

参加者の声から
「味噌玉が備蓄になるのね!」
「普段食べなれている乾物を1つストックしておくだけで備蓄になるなら、簡単だわ」
「缶詰はゴミのことも考えないとね。これから選び方に気をつけます」
「焼き芋を冷凍しておくだけで備蓄になるなんて目からうろこ!干し芋もいいわね」
「帰ったらすぐに冷蔵庫のストックを確認してみます」
「備蓄食のハードルが下がりました」
「普段からカラフルな食卓を心がけようと思います」
参加者の皆さんが、
「難しそう」と思っていた備蓄が、実は身近で気軽にできること
に気づいてくださったのが、とても印象的でした。
備蓄食=レトルトやカップ麺?
「備蓄食」と聞くと、
レトルトカレー?
インスタントラーメン?
を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
もちろん非常時には便利ですが、それだけでは栄養が偏り、
シニア世代にはかえって体調を崩す原因にもなります。
災害時、直接命を奪うのは地震や洪水などの被害ですが、
その後の避難生活での 栄養不足や脱水が「災害関連死」につながること
も少なくありません。
だからこそ、
普段から栄養を意識した食事をしておくこと
災害時にも「いつもの味」を少し工夫して食べられるようにしておくこと
この2つがとても大切です。
身近な食材でできる「やさしい備蓄」
セミナーでは、特別な非常食を買いそろえるのではなく、
普段から食べている食品を少し多めに用意する「ローリングストック法」を
ご紹介しました。
例えば…
乾物:切り干し大根、乾燥わかめ、高野豆腐、干し椎茸
缶詰:サバ缶、ツナ缶、豆の水煮
伝統食:梅干し、ふりかけ、味噌玉
これらはすべて、普段の食卓にも登場するおなじみの食品。
「備蓄専用」ではなく「日常の延長」で備える のがポイントです。
シニア世代にこそ大切な「食」と「体力」
セミナーの最後にお伝えしたのは、備蓄だけでなく
体力を維持する生活習慣そのものが防災につながる ということ。
バランスのとれた食事
適度な運動
「楽しい」「おいしい」と感じられる食卓
これらが免疫力を高め、災害時にも「自分の足で動ける体」を守ってくれます。
まとめ
今回のセミナーを通じて、
「防災食は特別なものではなく、毎日のごはんから始められる」
ということを、たくさんの方に実感していただけました。
備蓄のハードルが下がると、心の負担も軽くなります。
そして 「普段の暮らしを整えることが、安心につながる」
これがシニア世代にとって一番の防災だと改めて感じました。
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今日もご訪問くださりありがとうございました。