片づけ・生前整理・防災で、これからの人生と暮らしを整える。
自分らしく生き、家族と支え合う暮らしを応援しています。
「人生最期はドヤ顔で!」を実践中の、
ライフサポートコンサルタント 馬野邦枝です。

先日、女性のための防災セミナーを開催しました。
2年前、ネットで探して連絡をくださった、京都市民生協、勉強会のみなさん。
その時には、「防災 はじめの一歩」と題して基本のお話をさせていただきました。
今回は、その内容を聞いて、生協のエリア勉強会で話をしてほしいという、
なんともうれしいご依頼でした。
生協ということで、皆さん女性の方ばかり。
ということで、女性のための防災セミナーとして、
女性に特化した内容でお届けしました。
幅広い世代の女性たちと、防災を“自分ごと”として考える時間に
参加してくださったのは、30代から70代までの女性約20名。
普段から学びに熱心な方が多く、うなずきながら聞いてくださる姿に、こちらもつい熱が入ってしまいました。
スライドには、赤ちゃんとの避難を想定した持ち物や、
女性ならではの備えについても写真をたっぷり使ってご紹介。
「使い捨て哺乳瓶なんてあるんですね」
「缶のミルク、消臭袋…知らなかったです!」
そんな声があちこちから上がりました。
「簡易トイレを準備しているだけではダメなんですね。」
避難所で、人目から避けられてちょっと授乳をしたり、着替えたりできるようにするためのものは考えたことがなかったようです。
ちょっと横になったり、汗を拭いたりなど人目って気になりますものね。
そんなときの応急的なゴミ袋の利用や、一人用テントの準備など、
ヒントになったらいいなと思い、たくさんお話をさせていただきました。
「押し入れの奥にしまったままだった」リアルな気づきの数々
セミナー後にいただいた感想で印象的だったのは、リュックの重さにまつわるお話。
「赤ちゃんを抱っこして逃げるのに、リュックが重くては動けない」
「点検していなかったから、中身も使えるかわからない」
「子どものおもちゃやお気に入りを入れておくと安心ですね」
「防犯ブザーもリュックの中じゃなくて、普段から身に着ける方がいいかも」
日ごろから熱心に学ばれている方でも、「言われてみれば…」とハッとする場面がいくつもあったようです。
それだけ、女性や子どもの視点で考える防災は、まだまだ“情報の届いていない部分”が多いのだと感じました。
子どもも、自分自身も。守りたいものを守るために
「子どものことはしっかり考えていたけど、自分の持ち出し袋の中身は見直していなかった」
そんな感想もありました。
非常時には、女性自身もストレスや不安を抱える立場。
防犯、衛生、体調のこと…
“自分を守る”ことも、家族を守る大事な一歩なのだと、改めて感じる時間となりました。
安心は、備えることで少しずつ育てていける
今回は女性のための視点でお話しましたが、ほんの少しの意識と工夫で、
いざというときの不安はぐんと減らせます。
防災は一気に完璧にしようとすると疲れてしまいます。
経済的にも収納場所を考えても大変!
途中で挫折してしまう方って、とっても多いんです。
でも、「できることから」「自分に合った形で」始めていくことが、何より大切です。
日程調整も可能です。お気軽にご相談ください
今回のようなセミナーは、ご要望があれば日程の調整も可能です。
地域の集まりや勉強会などで、「防災を身近に考える機会をつくりたい」という方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声かけください。
また、普段から無理なく学べる場として、オンラインサロンも開いています。
暮らしに役立つ情報や、防災・片づけ・生前整理のこともゆるやかに学べる場所です。
よければ、こちらからのぞいてみてくださいね。
7月5日についていろいろなうわさが流れています。
地震はピンポイントで日時を予測することは不可能です。
正しい知識と、しっかりした準備をしていれば、不安になることも少なくなります。
今から、できるところから準備をしましょう。
少しでも、その助けになれればいいなぁと思っています。
保有資格
◆防災
- 防災共育管理士協会認定講師
- 防災士
◆生前整理
- 生前整理アドバイザー上級認定指導員
- 生前整理ベストショットアルバム認定指導員
- 生前整理診断士
◆片付け・掃除
- 整理収納アドバイザー
- 片づけ収納マイスター認定講師
- 清掃マイスター認定講師
◆思考の整理
- 方眼ノートトレーナー
- 10min FOCUS Mappingインストラクター
今日もご訪問くださりありがとうございました。