日常

夜型人間が朝活したら、こうなった

片づけ・生前整理・防災で、これからの人生と暮らしを整える。
自分らしく生き、家族と支え合う暮らしを応援しています。
「人生最期はドヤ顔で!」を実践中の、
ライフサポートコンサルタント 馬野邦枝です。

 朝の時間が“ゆるむ”という不思議な感覚

完全にフリーランスになって2年。
だんだん世間との生活リズムがずれてきて、気づけば就寝が2〜3時。
その結果、起床は8〜9時という、まるで若者のような生活になっていました。

そのうえ、起きてからはぼ〜っとコーヒーを飲み、
情報番組をなんとなく眺めながら身支度をして……
気づけばもうお昼。

世間とは3〜4時間ずれてしまっていて、
「なんだかもったいないなぁ」とぼんやり感じていた頃、
“朝活を始めませんか” というお誘いがありました。

でも、開始は6時。
5時半に起きなきゃいけない。

——無理。

いったんはお断りしたものの、
なぜかずっと気になる。

思い切って「やります」と宣言して、今は朝活3週間目に突入しました。

朝活といっても何か特別なことをしているわけではなく、
『感謝すること』『手放すこと』『今日やること』を静かに考えるだけ。

それだけなのに、1日の流れがスーッと整っていくような感覚があるんです。

「気合いを入れないと動けない」
「やらなきゃ…と思いながら、つい後回し」

そんな日が多かった私ですが、朝の時間を少し丁寧に使うだけで、
気持ちにふっと余白が生まれました。
この“余白”が、私にはとても大きな変化でした。

 時間の使い方は「投資・消費・浪費」

お金と同じように、時間にも3つの使い方があります。

  • 投資の時間(未来の自分が喜ぶ時間)

  • 消費の時間(家事や仕事など必要な時間)

  • 浪費の時間(なくても困らない時間)

朝活を始めて気づいたのは、
「浪費の時間も必要だった」ということ。

例えば、ぼーっとコーヒーを飲む時間。
以前は「もったいない」と感じていましたが、今は“大事な余白”に変わりました。
この余白で気持ちが切り替わるから、家事も仕事も気合いを入れなくても自然に取りかかれるのです。

 “取り掛かりのハードル”が下がった理由

朝には、夜の自分にはない爽やかさがあります。
不思議と、肩に力を入れなくても体が動くんですよね。

掃除も片づけも、実は“気合い”はいらなくて、
必要だったのは「時間はたっぷり。さて次は何しようかな〜」
と思えるような、ほんの少しのゆとりだけだったのかもしれません。

 「今日手放すこと」を決める習慣

朝の短い時間で、「今日手放すもの」をひとつ決めています。

  • 家事(今日は買い物に行かない! 洗濯しない! など)

  • 不要なメール(メルマガって気づけば増えますよね…)

  • 写真フォルダの1枚(1枚どころじゃないほど溜まってる)

  • 着たいと思わなくなった服

  • 「こうしなければ」の思い込み

大きな片づけじゃなくても、ひとつ手放すだけで心が軽くなります。

朝に決めると、なぜかブレないんですよね。
朝の自分は、夜の自分よりずっと素直で正直なのかもしれません。

 朝活は頑張るものじゃない

私は決して朝型ではなく、今でも夜更かし気味です。
それでも朝活が続いているのは、
“がんばらない朝活” を自分に許しているからだと思います。

  • 完璧じゃなくていい

  • 毎日じゃなくていい

  • 朝の余白を味わえたらそれで十分

このゆるいスタンスが、今の私にぴったりなんです。

 朝の時間は、未来を整える時間

朝は1日の方向を決めるスタートライン。
片づけも、生前整理も、防災も、
「少しだけ意識する」ことの積み重ねが未来の安心につながります。

朝の時間を少し丁寧に扱うことは、
未来の自分にそっとプレゼントを贈るようなものかもしれません。

 あなたは朝の時間をどう使っていますか?

毎日の朝、どんな気持ちでスタートしていますか?
朝活をしている方がいたら、ぜひ教えてください。

そして、
「私も少しやってみようかな」
そう思っていただけたら嬉しいです。

今日の朝が、あなたにとってやさしい時間になりますように。

今日もご訪問くださりありがとうございました。

 

ABOUT ME
kunieumano
生前整理と防災の知識で安心・安全な未来を叶える シニアの安心・安全アドバイザー 馬野邦枝 です 1962年1月3日生まれ 奈良県在住 現在夫と2人暮らし、息子3人孫3人 おせっかいな関西のおばちゃんです。